オフィスや工場内の気温・湿度・気圧・照度を測ることで空調や照明を最適化したい、振動や騒音を測って対策を講じたい、とりあえず現状把握から始めてみたい・・・。
IoTの仕組みを立ち上げる際には、センサー機器の選定ひとつとってもネットワークやデータの収集・蓄積方法まで見通す必要があり、これまでのPC主体のIT導入と比べても幅広い知識と経験が必要になります。 さらに現場への設置においても、電源や通信環境などの制約が後から判明するなど、データ収集開始までに想定外の時間や労力を費やしてしまうことも少なくありません。
IoT Edge Servicesは、IoT導入をお考えのお客様のための支援製品&サービスです。 お客様が収集データの分析と活用に集中できるよう、現場のセンサーネット構築やクラウドないしはオンプレミスのデータ蓄積・分析サービスとの連携を支援することで、迅速な導入を実現します。 用途に応じたセンサーの選定も支援しますので、様々なセンサーを試したい、小さく始めたいといったご要望にもお応えできます。 お客様のシステムにデータを蓄積したい、特別なセンサーを使いたいといったご要望に対しても、ハードウェア・ソフトウェアの個別開発・インテグレーションにてお応えいたします。 お客さまご自身で分析や情報提示システムの開発をされたい場合は開発サポートも提供します。
Case Study
- インターネット協会 IoT実証実験WGの「オフィス環境センシング」実証実験環境の構築
WiFi、EnOcean、ZigBeeによる各種センサーで、多点観測でフロア内の環境変化をほぼ1ヶ月近く計測。計測データは IoT情報流通マーケットプレイスEverySense を通じてクラウド上のデータベースへ蓄積 - 振動情報観測ネットワークシステムのクラウド化
各地に設置されるセンサーから継続的に得られる振動情報 (50hz) を Microsoft Azure に蓄積、分析のためのデータレイクを構築。 また、異常振動発生時は即座にクラウドを通じてイベントを共有・通知し、現場のアクションにつなげる。 - 海洋観測施設における各種計測データの蓄積・可視化システムのクラウド化
NI社 CompactRIO からのセンサーデータ (10hz) を Microsoft Azure に蓄積、元データから各種物理量への変換や統計処理をクラウド上で実施。 - 施設内ワーカーの簡易位置計測
学生が構築可能なシステムの設計と実習形式での開発支援。 現地での計測にはRFTUB401AとRaspberry Pi 3を使用、計測データの蓄積と可視化にThingWorxを使用 - 居住者のプライバシーに配慮した活動分析支援
各種センサーによる屋内環境情報とウェアラブルセンサーを用いない居住者の活動計測。 EnOcean、Ti SensorTag、Raspberry Pi 3を使用。 - IoT環境制御デモ
対象物の温度を計測し、必要に応じて無線スイッチによる空調制御を行い温度制御してみせるコンセプトデモ。 RFTUB401BとTi SensorTag、Raspberry Pi3を使用。
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